住宅ローンの返済額だけを見てマンションを購入するのは危険。
住宅ローン以外の費用をしっかり把握して、収入に合った物件を購入しましょう!
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こんにちは。正社員、4歳と2歳の姉妹を育児中のワーママ、いちこです。
我が家は6年前に購入した2LDKのマンションに4人で暮らしています。
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今回は分譲マンション住まいの我が家が、住宅ローン以外に支払っている費用を紹介します。
賃貸か分譲か・・家探しをする時に一度は悩みますよね。
家探しを始めたけど家賃高いなぁ・・・
家賃と同じくらいのローンでマンション買えるじゃん!
分譲の方がグレード高いし、家賃払うくらいなら買った方が良くない?
このように考えてマンションの購入を検討される方は多いと思います。
しかし待ってください。
本当に支払うのは住宅ローンだけでしょうか?
マンションは買って終わりじゃない。ランニングコストは年々上がる。
頭では分かっていても、実際の費用をイメージってしにくいですよね。
購入したマンションの条件による・・・というのは大前提として、
・家賃を払い続けるくらいならマンションを買った方がお得な気がする
・マンション購入後にかかる費用をざっくり知りたい
そんなあなたに向けて、分譲マンション購入後6年目の我が家の住宅費についてご紹介します。
築5年を超えて、コストの上昇をひしひしと感じています!
修繕積立費、税金、火災保険料・・
我が家は住宅ローン以外に月35000円の住宅費が発生していますし、この費用は新築時と比較すると+月9100円!
では、早速詳細をお伝えしていきます。
※分かりやすいように数字は100円単位にしています。
マンションのスペック
まずは簡単に我が家を紹介します。
・都心部
・21戸~30戸
・6~10階建て
・ディスポーザー等戸室内に華美な設備なし
・外廊下
・共用施設は駐輪場、ゴミ捨て場、簡易的な応接スペースのみ
都心部なので、ホテルライクなハイグレードマンションが多く存在する中、めちゃくちゃ普通(失礼)のマンションです。
住宅ローン以外にかかる費用
住宅ローン以外にかかる費用は以下の5つです。
- 管理費・修繕積立費
- 駐車場代・駐輪代
- 固定資産税
- 火災保険料
- 家具家電の購入費
早速順番に見ていきましょう。
管理費・修繕積立費
マンションは集合住宅なので住人が共用で使うエントランスや廊下、ゴミ捨て場の清掃、外壁の舗装や修繕などについては住人が協力して行わなければいけません。
具体的には毎月マンションの管理組合に管理費・修繕積立費を納める事で、管理組合が一括してこれらの業務を行ってくれます。(実際は外部会社に委託)
マンションに住み続ける以上、ずっと払い続けないといけないのがこの管理費・修繕積立費。
金額はマンションの設備や規模、築年数や部屋の広さによって大きく左右されますが、新築当時の我が家は月16600円をお支払いしていました。
6年目の現在は月17700円の支払いになっています。
築5年が経過し、先日初めて値上がりしました。
費用が上がったのは修繕費。
我が家が居住するマンションの修繕費は段階増額積立方式の為、新築時は安く設定されていますが、築年数が経つと増額されるのです。
マンションの多くは段階増額積立方式なので、購入時には管理費・修繕費が年々増えるということをお忘れなく!
さらに我が家のマンションは、新築時の修繕積立費を相場よりかなり安く設定していたようで、これから徐々に1.5倍まで増額するようです。(昨年マンションの管理組合の理事をしていた夫の話による)
ただし、こちらの費用は修繕計画書等で確認ができますので、事前に把握することができます。
ちなみに、国土交通省の平成30年度マンション総合調査結果によると、管理費の平均は10862円(駐車場使用料等の充当額を除く)、修繕積立費の平均は11243円(駐車場使用料等の充当額を除く)
平均額は合計で2万円以上なので、現時点の我が家は安い方だと思います。
駐車場代・駐輪代
マンションの場合、駐車場は共有スペースになるので利用する場合は費用が発生します。
我が家は固定費を削減するために自家用車は持たない方針なので、駐車場代は0円。
都心マンションは土地が高いし、駐車場も立体駐車場等になる事が多いので、とにかく駐車場が高い!
住んでいる地域によりますが、都内マンションの場合、車の有無は住宅費に大きく影響してきます。
駐輪場は1台月300円×2台を契約しているので月600円かかります。
こちらの費用もマンション購入時には事前に確認ができます。
固定資産税
我が家は新築マンションを購入した為、5年間固定資産税が半額でした。
そして築6年目の今年、支払った金額は年140000円。月換算しても11700円です。
今年から月約5000円のUP・・・
月1万円を超えると中々の存在感がありますよね。
支払いは1回または4回に分けて払うことができますが、いずれにしても月々の固定費に入れて計画的に貯めておく事が大切です。
火災保険料
もしもに備えて必ず必要になる火災保険。地震大国の日本で暮らす以上、地震保険も付けておきたいですね。
賃貸の場合は家財だけにかけておけばよい火災保険ですが、分譲の場合は建物にも保険を掛ける必要があり、費用が高額になってきます。
我が家の場合、新築時に保険期間を5年間として一括で払った火災保険の保険料は34000円。月換算すると2800円。
先日満期となったので更新の手続きを行ったのですが、昨今の値上がりラッシュに負けじと火災保険も値上がりしていました。。
更新手続き後の保険料は、年60000円。月換算すると5000円です。
我が家は水災リスクが限りなく少ない階数に住んでいるため、
水災不担保のちょっとだけ安いプランにしています。
家具家電の購入費
生活するのに必須の家具家電や暮らしを便利にしてくれる家具家電。
共働き家庭の我が家も、家事を時短するために様々な便利家電を導入しています。
掃除機や洗濯機、食洗機・・結構な値段するのよね。
しかもなぜだか壊れるときは一気に壊れる。。
便利家電は、一度使うとない生活が考えられなくなるのが問題ですよね。。
せっかく時短して手に入れた自由時間はなくしたくない!
家電が壊れちゃったけどお金がなくて修理できない・・不便・・
なんてことにならないようにコツコツと積み立てていくと安心です。
家事を時短して空いた時間で自己啓発!
お金を増やす仕組みを作ってもっと自由な暮らしを目指しましょう!
まとめ:住宅ローン以外にかかる費用は事前に把握して収入に合った物件を購入しよう
分譲マンションで暮らす場合、住宅ローン以外にも様々な費用が掛かります。
さらにその費用は築年数とともに段々高くなっていきます。
購入直後と築6年目の我が家の比較は以下の通り。
新築時 | 築6年目現在 | 差額 | |
管理費・修繕積立費 | 16600円 | 17700円 | +1100円 |
駐車場代・駐輪代 | 600円 | 600円 | 0円 |
固定資産税 | 5900円 | 11700円 | +5800円 |
火災保険料 | 2800円 | 5000円 | +2200円 |
合計 | 25900円 | 35000円 | +9100円 |
この他にも家具家電の購入費用などを計画的に積み立てる必要があります。
住宅を購入する時はこれらの費用をしっかり把握して、収入に合った物件を購入することが大切です。
住宅ローン以外にも結構かかるのね。
都内のマンションは価格が高騰しているし、
買えないかも・・
それでも夢のマイホームを諦めたくないあなたへ。
購入費用を抑えるために立地や部屋の広さを検討してみてはいかがでしょうか?
我が家は住みたい立地を優先するために2LDKのマンションでシンプルライフをしていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
皆様の暮らしがより良いものになりますように・・
お読み頂きありがとうございました。
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